[2001.05.08]
  A HUMAN WORK


 ▼新iBookに惑わされるな(あるいは魅惑に落ちる快感)(CountMac)
  http://www.pascal.co.jp/countmac/index.shtml


 魂の名はアルティベック。それは現在のコンピューター環境にあって神の造りしもの。人の造りしものでしかないiBookとは,存在として異なる。だが,そのiBookは,アップルに奇跡が起こす。「奇跡は用意されていたのよ,誰かによってね」。

 新iBookは,非常に魅力的でありながら,デザインとサイズのために機能を犠牲にしている。安価なコンシューマー向けマシンであり,子供用のマックという位置付けなら許せる。確かに皆さんが求めたモバイルできるマックとは,新iBookだが,改めて他のマック製品をみると,今まで見逃してきた魅力も見つかるはずだ。

 魂の座としてのMPC7410。神の造りしパワーブックG4 チタニウムは,装甲を必要とする脆さを持つが,だがそれは,内に秘めた爆発的な能力の裏返しだ。抑えきれない能力の暴発を防ぐ手段はなく,人はその恐怖に抗いながらも,魂たるアルティベックを信じ続けるしか,生きる術を見出せない。A10神経で人間の心と,絶対恐怖領域(Absolute Terror field)を超えた接続を持つ,アルティベックの力の前に。

 既知の敵にはiBookで十分に対応できるが,未知の敵に対抗するには魂を動力とするパワーブックチタンが必要なのだ。iBookは,人の造りし機体でしかない。だが,そのiBookにこそ,奇跡は約束されていた。いわば,筋書き通りの奇跡。それは,決してコンピューティングの未来を開くためではない,偽りの奇跡であることはわかっている。あまりにも大きく耳目を集めたiBookで,アップルは業界内で優位に立ち,経済的にも安定を得て,自己の独自性を知らしめる。iBookは,はじめから「仕組まれた」機体だった。iBookの正確な位置付けは,それだ。(つことでネタ元のhelikz氏のカキコミ & 宗子さんの間違いご指摘に感謝m(_ _)m)


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